CentOS 7.6 - MySQL 8.0 をインストールする

構築環境

  • CentOS 7.6
  • MySQL 8.0

MariaDB

CentOS には MySQL と互換性のある MariaDB がデフォルトでインストールされていることが多いので、競合を防ぐため、予めアンインストールします。

sudo yum list installed | grep mariadb sudo yum -y remove mariadb-libs

ついでに残骸ファイルも削除します。

sudo rm -rf /var/lib/mysql

MySQL

MySQL をインストールします。MySQL は CentOS のデフォルトのレポジトリには入っていないので、公式のレポジトリを追加します。

MySQL
Download MySQL Yum Repository

CentOS 7.6 を使用しているので「Red Hat Enterprise Linux 7 / Oracle Linux 7 (Architecture Independent), RPM Package」をダウンロードします。

「Download」クリック後、遷移したページ下部に「No thanks, just start my download.」というリンクがあるので URL をコピーしてから、以下コマンドの {url} 部分に貼り付け実行します。

sudo yum -y localinstall {url}

インストール

追加したレポジトリから MySQL をインストールします。

sudo yum -y install mysql-community-server

インストールした MySQL のバージョンを確認します。

mysqld --version

Ver 8.0 が表示されていれば成功です。

起動

MySQL を起動します。

sudo systemctl start mysqld

起動した MySQL のステータスを確認します。

sudo systemctl status mysqld

Active: active (running) が表示されていれば成功です。

自動起動の設定

MySQL が自動起動するように設定します。

sudo systemctl enable mysqld

セキュリティ設定

MySQL の初期パスワードはログファイルに記載されています。初期設定で利用するのでコピーします。

sudo cat /var/log/mysqld.log | grep password

セキュリティ設定コマンドを実行します。

mysql_secure_installation

ログイン

MySQL にログインします。

mysql -u root -p

パスワードを尋ねられるので、設定したパスワードを入力し続行します。

Welcome to the MySQL monitor から続く文字列が表示されていれば成功です。

コメント